AtelierUhyako うひゃこの日記

アクセサリー作家としての活動や日々の出来事を綴ります。

ハートイニシャルペンダント製作工程  

新作のハートイニシャルペンダント、いくつか在庫が切れてしまったので作らなければ~と思いつつ、体調不良で寝てばかりで、作業がちっとも進んでいないのを反省していて、ふと思いました。
「あ、そうだ、ハートイニシャルペンダントの製作工程をアップしていなかった」と。
なのでアップします(笑)

まずはデザインが決まるまでの話を。
以前よりずっと作りたかったハートモチーフ、しかし拘りがあり過ぎたのか、なかなか作品に出来ませんでした。
デザインを書いてはボツ、書いてはボツ、ハートは何となく若い子のイメージ、その存在がラブリーすぎてしまうのです。
その結果、AtelierUhyakoのコンセプト「シンプルで上品でさりげなく」から、離れてしまう。
そして、イニシャル物も前から作りたかったもの。
しかし、ザ!イニシャル!!と言うのはなんか違う、私の感性ではない。
そしてやはり、何となく若い子のイメージ、もちろんそれでは、コンセプトに外れる気がする。
でも、でも、ハートのアクセサリー、イニシャルのアクセサリー、二つとも乙女心を満たす物、さりげなく上品に身に着けられるシンプルな物が、どうしても欲しかった。
そう、そもそも自分が欲しかった、そんなアクセサリーが。

かなり長い月日考えました。
多分1年以上、もちろんそればかり考えていたわけではないですが、ふと思うとハートとイニシャルをデザインしていました。
で、やっと出来上がったのです。

シンプルなのでその辺にありそうですが、でもきっと無いはず!!
遠くから見たときは、ハート型に見えない、でもハート♪
イニシャルが入っているように見えない、でもイニシャル入り♪
そのさりげなさが、気後れせず大人の女性の乙女心を密かに満足させる。
職場にだってしていける、シンプルで上品でさりげない、ハートイニシャルペンダント。
「若い子だけのものじゃないのよ!ハートもイニシャルも!!」そんな風にウキウキさせてくれる。
毎日着けたくなるペンダントが完成したのです♪

さて、長い前振りでしたが、製作工程に入ります。
まずはデザインです。
様々なサイズ、形のハート型を書き、決めた形を基に、サンプルを数個作りました。
しかしそのサンプルは現存せず、私の頭の中だけに存在します。
「なぜ現物がないか?」詳しくは以前こちらに書きましたが、材料を再利用しながら、サンプルを作っては記憶、作っては記憶で比べていき、最終的に細かいサイズやラインに拘ったデザインが決定したのです。

そしてようやく、作品制作開始。
はじめに、この作品は型ではなく一つ一つ板から切り出す手作り品です。
シルバーの板にハート型を書き写し、糸鋸で切り出します。
121101ハートイニシャルペンダント①
切り出したハート型に穴を開け、火であぶってなまします。
121101ハートイニシャルペンダント②
なましたハート型に刻印を押し、湾曲にカーブさせます。
この湾曲加減も、微妙に拘っているのです。
121101ハートイニシャルペンダント③
ここからが、製作段階最大の拘りポイント!
ヤスリやタガネを使い角と言う角を落とし、手で触ったときに気持ちの良いさわり心地を作り出してゆきます。
手作りならではのぬくもりを感じる、滑らかで優しいさわり心地に。
お守りを触ったような落ち着く気持ちになるように。
これ、あくまで私の感覚ですが、物を作る上で、気持ちは絶対その物を通じて持ち主にも伝わると思うのです。
なのでどの作品もそうですが、ゆったりと落ち着いた気持ちで、愛情を持って、丁寧に仕上げていきます。
そして磨き上げた状態がこちら
121101ハートイニシャルペンダント④
そして、手作りのマルカン、こちらもサイズに拘りました。
購入した市販の道具ではこのサイズが作れなかったので、ちょっと工夫して作っています。
121101ハートイニシャルペンダント
出来上がったハートとチェーンをマルカンで繋いで出来上がりです。
120922イニシャルハートペンダントアップ
装着するとこんな感じ。
120922イニシャルハートペンダント着用
毎日着けたいお守り感覚。
私は文字通り、毎日つけて、触って、ニヤニヤしています(笑)
可愛いな~、ハート♪、イニシャル~♪と(笑)

こんなシンプルなデザインだから、一見どこにでもありそうですが、こんな風にわざとその形が見えないようなデザインをした物なんて、きっとどこにも無いはず!!
その拘りが、コンセプトの「シンプルで上品でさりげなく」を演出しています。
そして、こんなに思い入れが強く拘って手作りしているのに、価格はお手頃♪
沢山の方にご愛用頂き、この満足感を味わっていただきたく、価格が抑えられるように頑張りました。
おかげさまで、発表開始より出展先で必ずお客様のお目に留まり気に入っていただけております。
少しでも、皆様のハッピーな毎日のお手伝いが出来ますように、思いを込めてこの作品の制作を続けます♪
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category: 作家活動のあれこれ

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