AtelierUhyako うひゃこの日記

アクセサリー作家としての活動や日々の出来事を綴ります。

クロスペンダント、リニューアル!!  

今年の個展で完売した、定番作品のクロスペンダント、只今リニューアルに向けて製作中です!!
ちなみに写真はこれ、個展のときのDMです。
120523有心個展DM写真のみ

この作品、個展までは型を取って製作していました。
鋳造と言う技術を使い製作する方法です。
シルバーで基となる原型を作り、その原型を基に同じ物を幾つも作る為の型を作り、その型にワックスを流し込んでワックスの原型を作り、ワックスの原型を石膏で固め、中のワックスを溶かし出し、あいた型にシルバーを流し込み、石膏を壊すとシルバーの原型とほぼ同じ物が出来上がってる、と言うもの。
ほぼと言うのは、幾つかの工程を経る段階で、縮みが生じ少し小さくなるのです。
そして、この鋳造作業には大きな機械が幾つも必要なので、私は専門業者に出すシルバーの原型作りと、頼み出来上がってきた鋳造品のバリ(餃子の羽みたいなのの小さいのが至る所についている)を取って磨き上げ、そこに石留めをする、と言う製作をしていました。
もちろん磨きは全て手作業、機械は一切使いません。
ガラガラするだけで綺麗になる機械も世の中にはあるけれど、リューターで磨いてしまう方法もあるけれど、私は時代遅れな、キサゲとヘラと言う手磨きの道具を使っての作業です。
石留めも、自分で行います。

しかし今書いたように、出来上がった物は、大本の原型より少々の縮みが出るわけですが、中には品物にならないほど歪んでいたり、磨く段階で「す」(毛穴みたいな穴)が出たり、ロスもあり、けして良い方法とは言い切れないと、経験しました。
そこで、鋳造した作品が完売した暁には、シルバーの板を切り出し作る完全な手作りに切り替え、そしてサイズも少しリニューアルして、更に素敵で存在感のある作品にしてゆきたいと思っていたのです。

そして今年の個展で最後の一個がお嫁に行き、完売と成りました。

個展が終わったのが6月なので、何をのんびりしていたのだ!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そこは私の拘りが、大した違いではないのですが、私にとっては大きな違いとなる拘りがあり、頭の中で構想を練ってはいましたが、なかなか実行に移りませんでした。
そして、先日やっと頭の中で納得が行ったので、リニューアル作品として製作を開始いたしました!!

なのでもちろん!製図から書き直しです!!
121009クロス製図

製図だけで、約8時間かかってしまいました…。

でも、ここで妥協やいい加減な事をしたら、後々大変、人間の手作業、ちょっと前にも書きましたが、私はまだまだ職人の域には達していないので、0.何ミリを正確にドンピシャ同じ物を作る技術はありません。(将来出来るようになりたいけど)
なので、製作工程で起きる0.0何ミリのズレが大きなズレ(と言っても0・何ミリですが)を生んでしまう、その為製図の段階で出来る限り正確にする必要があります。
ただし、この製図も手作業です。
キャドとか無いので、機械に判断されたら完璧な左右対称にはなっていない、きっと。
0.0何ミリの左右の違いはあるかもしれない。
しかし、そのズレが極力無いように、しつこいぐらいにチェックして、やっと出来上がった製図です。

さて、ここからシルバーと格闘するわけですが、その段階で大きなズレが出ず、製図に出来る限り正確な作品を作るように、慎重かつ丁寧に、これから晩御飯食べてその後、製作を進めてゆきます!

ルーサイトギャラりーでお披露目できる事を目標に!!
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