AtelierUhyako うひゃこの日記

アクセサリー作家としての活動や日々の出来事を綴ります。

アンモナイトデザインのブローチ  

今日は、個展のDMにもしましたアンモナイトデザインのブローチのご紹介です。

作品名 ブローチ~アンモナイト~
素材 シルバー925

こちらは、以前制作した作品の写真。
磨き上げてからマットな仕上げにしています。
今まではこの仕上げ又は鏡面仕上げで販売していました。
110109アンモナイトブローチ
次に、今回の個展のテーマに沿って、燻仕上げにした作品。
只今こちらを販売中です。
140427 2014年個展DM写真(アンモナイトブローチ)
この様に、仕上げによって雰囲気が変わります。
マット仕上げ、鏡面仕上げ共、月日が経つといぶし銀に仕上がっていきます。
逆に、燻しをかけた物は、磨けば光ります。

実はこのデザイン、私が学生の頃デザインしたものなんです。
文化服装学院に通いながら同時に通っていたジュエリーメイキングスクール、そこでの手彫りの課題で初制作しました。
50個程のデザインを書いて行った中から選ばれた(先生からOKが出た)作品、つまりかれこれ20年近く前のデザイン!!!(歳がばれてしまいますが・・・)
それでも全然飽きが来ず、この先もずっと使って頂けるであろう、自信作です♪
当時はコンセプトなどありませんでしたが、この作品を見る限り、「シンプルで上品でさりげなく」その精神は既に私の中にあったようです♪

課題では、真鍮の板を使い糸鋸で切り出し手彫りをして金色メッキを施し仕上げました。
それを付けてデパートに行くと、良く行っていた売場の担当の方から「同じものが欲しい!!」と言われました。
しかし、手作りの1点物、「全く同じには彫れない」と話すと、「全く同じがいい、型を取って作ってほしい」と!!
そこで、完成したブローチのピンやメッキを取り、当時のキャスト(鋳造)技術では薄くて型が取れない部分があったので、銀ロウを盛って折角彫った部分を少し埋めて型を取ることに。
鋳造から上がってきた作品のバリを取り、薄くて埋めた部分を彫り直し、磨き上げメッキ仕上げに。
その店員さんはとても気に入って下さり、そして私の作品販売第一号!となったのでした。

しかし鋳造物は、原型より実際の出来上がりが少し小さくなるんです。
高熱で膨張している金属を流し込むので、冷却の際に縮むのです。
当時、勉強中の私はそこまで気が回らず、型を取って欲しいという希望のまま引き受け制作、気に入って頂けたからよかったですが、実際の出来上がりは現物より少し小さく、結局彫りなおしたので、きっと雰囲気も変わっていたと思います。

後に私が作家を始めて、気に入っていたこのデザインを定番作品にしようと大量に鋳造しておきました。
今から10年ほど前だったでしょうか、まだシルバーが安かった時の鋳造です。
それを、少しずつ作って販売、初めの頃は本当に趣味だったので今思えば大赤字価格でした(笑)
そして勿論、シルバーが高騰した今も、当時の原価計算のまま販売価格設定をしています!!
つまり、大変お買い得なのです!!
その在庫も残り2個!!!

それが無くなったら新しく作るわけですが、当然原価価格が変わり、販売価格も変わります。
しかも大幅に・・・。
今の時点で、販売価格を予想すると、倍以上の価格になってしまうと思います。
更に制作方法も変えて、鋳造ではなく、板状のシルバーから切り出し制作する、完全手作りの制作方法を取ろうと思っています。
何故なら、型が古いと言う事と、元々よい型ではななく結局手彫りをし直さなければならないので、手間が同じなのです。
手間が同じなら、価格が跳ね上がるのなら、完全手作りの一品の方が良いとおもうのです!

鋳造したか、板から切り出す完全手作りか。
鋳造品はシルバー925、板からはシルバー950。
作品の見た目はほぼ同じ、違いと言えば、純度と完全手作りと言う印象。
それらの拘りが無い方にとっては、制作方法など関係ないと思います。

なので、この作品を見て気になった方は、是非お早めに出展先に実物を見にいらしてください♪
現在の価格で販売するのは残り2個、今がお求めチャンスです!!

■ 6月11日(水)~22日(日)(月・火ギャラリー休廊日)
< 個展 ~燻~ >
【時間】 11:00~17:00
【会場】 ギャラリー有心(西武池袋線「小手指」駅徒歩5分)
【うひゃこ在廊日】 毎日12:00~

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category: ハート以外の作品

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